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わかっていること:再発乳癌の治療で腫瘍縮小効果が認められている。
わかっていないこと:手術後の再発をどれくらい押さえられるかはっきりしたデータがない。
利点:入院の必要がない、副作用が少ない
欠点:治療が長く続く
経口の抗癌剤は、再発の人で治療効果を見た試験の結果があるので、乳癌に効く薬であることはわかっています。しかし、沢山の乳癌手術後の患者さんの中で治療するかしないかの結果を比較した、大きな世界的な研究結果がありません。今ようやくそれが日本で始まったばかりです。従ってその結果が出るまでは、乳癌の術後の患者さんが、経口抗癌剤を服用して、どのくらいの再発を押さえられるかというデータがありません。
しかし、点滴の薬に比較して、経口抗癌剤の治療では、いくつかの利点が認められるために、再発率の低いと考えられる患者さんに対しては、経口抗癌剤を勧める医師が多いのが日本の現状です。入院の必要がない、副作用が少ないなどが経口抗癌剤の利点とされています。
従って、経口抗癌剤の術後治療における臨床試験の結果がちゃんと出るまでは、再発率が高いと考えられる患者さんには、点滴による抗癌剤治療が選択されるべきであろうと考えられます。それに経口抗癌剤でも副作用の強く出る患者さんがいますから、その場合には点滴による治療が選択される場合もあると思います。
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